警察官の階級、上位3つと警察官の給与・待遇

警視正から警視長へ

では警視正に続く、残りの階級についてみていきましょう。
次の階級は警視長となります。ノンキャリアで到達できる最高階級が警視長です。
それに対し、キャリア組は採用後22年程度で順次昇任していきます。
セミキャリア組でも警視正に昇任するのはごくわずかと言われています。

警視長のポストになると、警視庁の各部長、道府県警察の本部長警察庁の課長、
参事官や警察大学校の教授などの役職につくようになるのです。

警視長から警視監へ

続く階級が警視監です。
定員は38名と決まっており、キャリアは原則として成績順に順次昇任することになっています。
ノンキャリアでは退職日に昇任するケースがまれにあるようです。

警視監のポストになると、警察庁の次長・局長、警察大学校の校長、
警視庁本部の主要部長や皇宮警察本部の本部長・副部長といった役職につくようになります。

最高階級の警視総監と、警察庁長官

警察官の階級の最後、最高階級にあたるのが警視総監です。
首都東京の警察、警視庁の長であり、当然定員は1名。警察庁長官と並ぶ警察官僚で、
警視庁に入庁したキャリア組が最終的に目指すポストと言われています。

警視総監の任免は内閣総理大臣の承認を受けて、国家公安委員会が行います。
以上の階級9つの上に、警察庁長官の地位があるのです。警察庁長官は警察庁の庁務の統括、
都道府県警察の指揮監督などが主な職務です。

以上が日本の警察における階級になります。ノンキャリア、セミキャリア、キャリア組で
かなりの格差があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

警察官の給与や待遇

次に警察官の給与や待遇について見てみましょう。
平成24年度採用の警視庁の初任給は以下の通りとなっています。

大卒:247,400円短大卒:227,200円高卒:208,600円地方の警察に比べるとやはり、
警視庁の方が金額は高くなっているようです。尚、既卒者はこの金額に所定額が加算されます。
昇給は原則として年1回です。一般の賞与に当たる手当として、期末・勤勉手当というものがあります。
1年間の月額のお給料を通じて3.95か月分が手渡されるという事になります。

そのほかに、扶養手当、住居手当、通勤手当や特殊勤務手当などが支給されるのです。
住宅について単身寮、官舎と呼ばれる家族住宅があり、希望者は入居することができます。
転勤が多いと言われる警察官の仕事ですが、住居探しをしなくてもいい、というメリットもあるというわけです。

勤務については毎日制勤務と交代制勤務があります。交番勤務は4日に一度、夜勤をすることになっています。
そのほかの職務は三部制から六部制の交代制です。休日は4週8休、1年目の有給が20日に特別休暇、介護休暇や
育児休暇など、一般の企業とあまり変わらないようです。

また警察の共済・福祉事業も充実しており、結婚・出産の祝い金や災害時の給付金なども支給されます。
結婚式などもこうした制度を利用することにより、安く挙げられると聞いたこともあります。

この不景気にあって、給料も高く安定していると言われる警察官の仕事。
採用されたあとは昇任試験を受けて合格すれば順調に昇給もしていくことができます。
既卒者であっても専門学校などに通って警察官の道を目指す人が多いというのもうなずける気がしますね。

This entry was posted in 警察とは. Bookmark the permalink. Follow any comments here with the RSS feed for this post. Both comments and trackbacks are currently closed.

Comments are closed.